製造解析技術に関する現象は幅広く、代表的なものでは塑性加工、熱処理、切削、溶接などがあり、近年力を入れている分野になります。塑性加工では、素材を成形する鍛造や薄肉のプレス加工・冷間圧延のシミュレーション等の実績があります。
溶接については、残留応力を意識した取組は古くから実施しておりますが、最近の取組としては実際の溶接時の入熱・熱伝導の時間変化も考慮して残留応力を評価する移動熱源シミュレーション手法を開発し、多くの課題に取り組むためのコアなツールを開発しており精度向上に取り組んでいます。
また、熱処理としては、金属の相変態が考慮できるツールを開発し、熱処理による変形予測が可能なレベルに引き上げるべく精度向上に努めております。
塑性加工（鍛造、プレス、圧延）、切削、溶接、熱処理
ABAQUS、MARC、LS-DYNA、DEFORM、QuickWelder
原子力機器・構造物、原動機機器など
