流体構造連成には、同一コード内でラグランジェ座標系やオイラー座標系の解法を有し、相互作用が解ける強連成から、複数コードを使用してインタフェースを介しマルチフィジックスな連成を解く弱連成があり、菱友システム技術では幅広い連成解析のノウハウを有します。
CEL（Coupled Eulerian Lagragian）法は、オイラー要素とラグランジェ要素を連成させて計算する手法で、ABAQUSをはじめ多くのコードに搭載されています。ラグランジェ要素だけでは、大きな変形をともなう問題ではメッシュがクラッシュして解を得ることができません。また、オイラー要素だけでは、要素はクラッシュは起こさないので計算はできますが、境界精度が悪いという欠点があります。
これらを解決するため、CEL法ではラグランジェ要素とオイラー要素を組み合わせることで、流体と構造を連成させる計算を取り扱えます。本手法は、鍛造や機械加工等のシミュレーションにも適用できます。
CEL（Coupled Eulerian-Lagrangian）法、FSI（Fluid Structual Interaction）法
ABAQUS、ANSYS、LS-DYNA、Autodyn、MpCCI
原子力構造物、鍛造材・機械加工材
